圧延上がりのブランク
金は非常に延性(切れずに伸びる性能)が非常に高く、

1gの金は0.005mmの径だと3000m伸びると言われている。

だからニブの地金を延ばすなど簡単と思わえるが実はそれは純金の話。

ペン先用のAu合金は強度(硬度)を上げるために銅や銀を配合している。

また、板にするまでには何度も圧延され非常に硬くなってしまう。

硬い=強度が高い=伸びない、と言うことになって伸ばして行くには

非常に多くの力と加工の技術が必要になる。

その為、我々の華奢な設備では18金といえども少しずつしかつぶせないため

一回のパス(圧延)では所定の厚みに圧延することは難しかった。

1日に何万個も作るのに適した製法ではあるが、裏を返せば

1パスにこだわる必要も無く、少しずつ薄くしていけば問題はないはず。

写真は出来上がったニブのブランク。

このあと、ペンの形に打ち抜かれていく。

b0215343_10586.jpg

[PR]
by pencluster | 2014-07-27 10:05 | Going the Distance
<< ペン先形にブランクを打ち抜く 地金の圧延風景 >>



こだわりの美麗ヴィンテージ万年筆を中心に少々深堀してご紹介していきたいと思います。
by pencluster
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新の記事
切り割り
at 2015-07-01 19:56
発見!ダニッシュ・モンブラン..
at 2015-04-01 18:34
ペンポイント溶着
at 2014-11-11 10:38
ペンポイント (その2)
at 2014-10-20 21:50
ペンポイント
at 2014-09-18 18:16
カテゴリ
全体
Room N0. 146
Going the Distance
新着情報
以前の記事
2015年 07月
2015年 04月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 01月
2013年 06月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 03月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧