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ペンポイント溶着
万年筆のペン先は摩耗しにくいプラチナ族の硬い合金が溶接されている。

これらは金との相性が大変良いので金を溶かして接触させるだけで

簡単についてしまう。

一見、ペンポイントが溶けていると思われがちだが融点が1000℃位さがあるので

ただ金にくるまれているだけ。これを溶着と呼んでいる。

方法は3つほどあって、一つはロー付け。

低融点の金合金をボールチップとペン先のすき間に溶かし込んで着ける方法。所謂半田付け。

これはペン先が鈍りやすく余り好ましくない。多くのジュエラーや修理職人が使用する方法。

もう一つは久保工業所が開発したアーク溶着。

私がお邪魔した当初は電源が古く、何とか作ってくれないかということで

装置メーカーと共同で作成してあげた。

修理はこれかロー付けでないと難しい。

しかし、この方法は熟練を要し生産性が悪くニブの量産には向かない。

ということで、一般的に万年筆メーカーが採用している抵抗溶接の機械を製作した。

ポイントはチップを押し当てるジグでこれを上手くやらないと電源だけでは

溶着は出来ない。まだまだ改良しなければならない点はあるが

ボタン一つでこのように簡単に溶着ができる。


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by pencluster | 2014-11-11 10:38 | Going the Distance



こだわりの美麗ヴィンテージ万年筆を中心に少々深堀してご紹介していきたいと思います。
by pencluster
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