フィレンツェ・ペンショー
先月のケルンで、フィレンツェ・ペンショーのオーガナイザーに是非一度
おいでと言われていたので行って参りました。
場所は旧市街からやや離れたACマリオット。
約20人ほどの小さなショーですが、ゆったりとペンをみることが出来ました。
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フィレンツェは観光地としても見所が多く、
短期滞在の場合は良く計画し勉強していかないと
せっかくの歴史的遺産を見逃すことになることを痛感。
圧巻のドゥオジョットの鐘楼。
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画面に入りきらない。
鐘楼からの絶景。
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ペンはその前の週のニュルンベルグとあわせて
これだけ集めてきました。
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イタリアにはまだ日本に入ってきてない個性的なモデルが
あり面白い。
特に右から4番目のZemaxはセルロイドにギョーシェが細かく彫ってあり
素晴らしい。インクもたくさん入るしペンもしなやか。
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マイナーブランドは金を節約するため薄く造られているので
柔らかい物が多い。
今週、金曜辺りから予約が可能になります。
是非一度ご覧ください。
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# by pencluster | 2014-05-28 22:31 | 新着情報
シルバー合金のはなし
さてこれはなんでしょう?

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イリジウム合金かと思った方はよほどの通。

実はこれは私の差し歯。今日根元からとれてしまいました。

普通こう言う歯科材料は銀か金の合金で出来ている。

良く用いられるのは

金(Au)、白金(Pt)、チタン(Ti)、パラジウム(Pd)、銀(Ag) など。

良く見るとペン先の材料にも使われている物ばかりだ。

私の歯はたぶん銀とパラジウムの合金。

ただ、同じ銀歯でも非常にたくさんの種類の合金が有り、

スズや亜鉛、インジウムなども配合されている。

人によっては金属アレルギーになることがあるので

歯を治療したあと具合が悪くなったような場合はアレルギー検査をした方が良い。

これらとほぼ同じ材料が、戦時中ドイツのモンブランやペリカン、ゾェーネケン

など主要メーカーが使用していた。銀パラとよばれる銀75:パラジウム25の合金である。

ナチスの統制下で金や金属の使用が制限されて時代。

当時のペンの材料は最も高いグレードのもので18k、次に14k、その次にこの銀パラ合金。

ミディアムクラスと思いきや、どのブランドもマイスターシュテュックやプレジデントなど

トップラインに使うことが多かった。

これはモンブランの銀パラニブ。Mマークの下に”P"の刻印で識別できる。

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良くプラチナという説明をされることもあるが実際はパラジウムの”P”である。

プラチナは当時からレアメタルでペンなどには使うのは一般的でなかった。

これは、ゾェーネケン・プレジデント1の”Pargo”ニブ。銀パラ合金の商標らしい。

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割としなやかなものが多く魅力的なペンである。

ただ、金よりは腐食しやすいのでクリーニングなどお手入れはまめにした方が良いだろう。

このペンは今、テレビドラマで出演者が演じる小道具になっている。
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# by pencluster | 2014-01-24 13:58 | Room N0. 146
こんな146
60年代146は公には生産の記録がないが
プロトタイプにしては数が多い。
これはその70年代に作られたシルキーフィニッシュの
クラシックラインのような60s146。
渋い・・・。
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# by pencluster | 2014-01-03 20:56 | Room N0. 146
あけましておめでとうございます
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あけましておめでとうございます。
昨年も多くのお客様とのであいがあり幸せでした。
本年もよろしくお願いいたします。
ことしは当社のオリジナル万年筆を販売できるよう
準備を進めて参ります。
また、ヴィンテージにつきましてもモンブラン、ペリカンを中心に
程度の良い物だけを厳選しご提供させて頂きたいと思います。
ブログも身近なことから、マニアックなことまでお話しできたらと思います。
お店の近所のグルメ情報とか。。。
ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
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# by pencluster | 2014-01-01 16:51 | Room N0. 146
444プロトタイプ
久しぶりのブログです。
サボってしまい申し訳なく思っています。
昨日、お得意様が「何か変わった物を見たい」と
お越しになったのでこちらをご案内した。
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一見すると普通のモンブラン444だが中身が違います。
分解するとこんな感じ。
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444はマルチパーパスニブと呼ばれる硬めのクーゲルと
ルビーボールペンが普通だがこれは違う。
どこが違うかというと・・・
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ペンがニードルペン、「スタイラス」になっている、プロトタイプ。
どちらも細いチューブをインクが通る仕組み。
それぞれ空気を通すための溝がペン軸に入っている。
スタイラスはらせん状に、見えてないがルビーペンは直線の溝が入る。
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ルビーペンの方は針とチューブの隙間を毛細管現象を利用し
ボールまで送り出す。
ニードルペンはチューブがそのままペン先になる。
先に針が飛び出しているのがおわかりになるだろうか?
針を伝ってインクが走る。
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ロットリングが特許を持っていた技術で次世代万年筆として一世を風靡した。
当時、モンブランは今のトヨタのような凄い会社だったので
新しい技術はどこの技術であろうと何でも試した。
1930年にプッシュボタンフィラーに採用され、
のちに422が発売され、421,432と続く。
どれもとてもレアで今でも設計屋さんやデザイナーから引き合いが有る。
444では正式には記録が無く、この固体もモデルナンバーは刻印されていない。
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もちろん、そのお得意様にはご予約いただきました。
いつも本当にありがとうございます。
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# by pencluster | 2013-06-16 18:56 | Room N0. 146



こだわりの美麗ヴィンテージ万年筆を中心に少々深堀してご紹介していきたいと思います。
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