Room No.146 ”モンブラン146モデルの多彩なバリエーション”

◆◆◆このカテゴリーでは、1949年に発売以来、
現在でも続くモンブランの”146”そのバリエーションと
各部品の年代ごとの違いをを少しづつ紹介していきたいと思います◆◆◆

<<1950年代のカラーバリエーション>>
146(現在ではル・グランと呼称される)というと
ブラックという印象が強いと思うが、1950年代の146では
セルロイドの特性を生かしたいくつかのカラーバリエーションが
生産されていた。
初めてこのカラーモデルを目にしたときは、
モンブランてこんなカラフルな万年筆を作っていたのかと驚いたものだ。
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上から2番目のグリーン・ストライエイティッド(緑縞)は
恐らくマラカイト(クジャク石)イメージしたもので、
グリーンパール&ホワイトパール、ブラックの
細い角材を積み上げて温水下で押し出し、あるいは引き抜き加工して
丸い棒状の素材を得て、切削加工で製品にしていく。
驚いたのは、胴軸。
インクビューを縞模様に織り交ぜた凝りよう。
透明なセルロイドを積層することでインク残量がわかるようになっている。
一番下のグレー・ストライエイティッド(グレー縞)は何をイメージしたのか?
もしかしたらモンブラン山の花崗岩かもしれない。
下の写真はその素材。
断面を見ると四角い材料を重ね合わせているのがよくわかる。
ハンブルグのモンブラン工場のごみ箱に捨ててあったものを
拾っておいた人がおり、私に譲ってくれたものだ。
もう二度とつくれないだろう。
なんとももったいない話だが、今では試作品や古い材料などは
シュレッダーで完全にスクラップにされてしまうそうだ。

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by pencluster | 2011-07-02 20:06 | Room N0. 146
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こだわりの美麗ヴィンテージ万年筆を中心に少々深堀してご紹介していきたいと思います。
by pencluster
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