Room No.146 ”モンブラン146モデルの多彩なバリエーション”
「50年代146のインクウィンドウ」
 
 ボディのカラーは昨日までのご紹介で明らかになったと思います。
今日は、ブラックにあるインクウィンドウのバリエーションです。
インクウィンドウは透明なセルロイドにブラックの溶けたセルロイド
系の塗料をコーティングすることによって作られます。
1950年代はエボナイト(ハードラバー)、ベークライト(フェノール樹脂)、
そしてセルロイド(硝酸セルロース)しかなく、
セルロイドは世界最初の熱可塑性樹脂であった。
セルロイドのすごいところは今では当たり前だが
透明なプラスティックであったことで、これをインクウィンドウに
万年筆メーカー各社は利用しようと考え、
多くのインクウィンドウのアイデアが生まれた。
モンブランではこんな感じでクリアウィンドウを作っていました。
これがその特許の図です.
b0215343_21385129.jpg

マスキングのためのインサートを挿入し
このまま、焼き物の釉薬を付けるようにディッピングしてつけていたそうだ。
もちろん、その後には負圧をかけたりスプレーも応用したはずである。
こうして外側と内側のストライプを作っていたのだ。
このインクウィンドウを透明にするというのは悲願だったろうなぁ。

 モンブランではこの146のシリーズの前の
136などのシリーズで透明なインクウインドウを作り始めたが、
そのクリアカラーにもいくつかのバリエーションが見られるのでご紹介しましょう。

こちらはアンバー系でやや暗めの赤っぽいウィンドウ。
最も多いカラーかも知れない。
b0215343_21251916.jpg

こちらはブラウン系。右側はダークブラウンというか赤っぽいブラウン。
左がブラウン。これもよくみられるカラーだ。
b0215343_21253233.jpg

今度はライトブラウンとライムグリーン。
こちらのカラーはやや少ないようで、写真にはないが
もっと濃いグリーンのものもあるようだ。
b0215343_21255068.jpg

店内の50年代のカードボードにはブルーのインクウィンドウで
146が書かれているのですがこちらはみたことがないなぁ。
このペンはイエロー・・・かな・・・。
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by pencluster | 2011-07-06 21:41 | Room N0. 146
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こだわりの美麗ヴィンテージ万年筆を中心に少々深堀してご紹介していきたいと思います。
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