▶ 50年代146のニブ(ペン先)その1
久しぶりに146に戻ってまいりました。 今日はペン先のバリエーション。 下の写真の右端は146のお父さんとお爺さんに当たる 126,136に使用されたニブ。 中央はファーストイヤーからアーリータイプに多くみられる。 右端がエンドまで製造されたもの。 全体の形、ペン芯の径は同じで6.25mm。 よく見ると中央の”M"マークの彫り具合と円内に 中央のはギャザリングが刻印されている。 エンドモデルではなくなっている。これが新旧見分けるポイントだが 各個体いろいろなパーツが入り混じっておりこれだけでアーリーかエンドなどと 区分けするのはあまり意味がない。 また、一番下の部分の形が違う。 235と刻印されたものと中央のアーリーには尖ったでっぱりがある。 これは金型にセットするために位置決めをしやすくするためのもの。 各社いろいろあって逆にへこんだものや●穴のものなど多様だ。 エンドではなくなっているがハート穴を位置決めに使えば あとは底辺を当てれば位置は決まるので廃止されたか、 あとから落としたものと思われるが定かでない。 14Cは14カラットの金。 24金法では14/24が0.585なので585と国際的に 刻印されている。58.5%が金でのこりは主に銀と銅。 126-136のものには”235”とあるがこれは ニブナンバーで220,225,235,245まであり それぞれ、122-132,124-134,126-136,138モデルに 装着されている。 14Cは14金。 アーリーには”21”と刻印があるが”36”やほかの番号もあり 金型の番号かプレスラインの番号か定かでない。 エンドには一見刻印はないようだが 裏を見ると”216”とある。ほかに”55”などがあり意味は不明だ。 分解しないとわからない刻印やほかにもミステリアスな 刻印があるのでちょっと変わったのを見つけると何だか楽しい。
by pencluster
| 2011-07-23 00:36
| Room N0. 146
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